令和時代のスタンダードへ

コロナで幕開けした令和に求められる税理士とは何だろうか?
そして、税理士が行う税理士業とはどのようなサービスなのか?社会に必要とされるものなのか?
自問自答を繰り返して、一つの答えにたどり着きました。
資格としての税理士(税金計算・申告書作成)は持ちつつも、あくまで一人の事業者、商売人としてあろうと。
税理士業とは、すなわち、思い悩み、頑張り、立ち上がり、またくじけそうになり、それでもなお前を向く中小企業経営者の最高のパートナー、そして最大の理解者である。と。日本の伝統的なコンサルタント(相談業)である。と。
コロナ禍において、たくさんの社長さん達とお話しました。時には毎日電話がかかってきました。「先々の売り上げ、海外工場の稼働、資金繰り相談、コロナ優遇融資の情報、助成金情報」毎回の電話で、結論や正解はありませんでした。私もこのような経験はありませんでしたから、とにかくがむしゃらに精一杯に、今ある情報を差し出しました。そして社長を勇気づけました。エールを送りました。
それらの対応が社長さん達にとって、どのようなものであったか。それはお会いした時のお顔を見てわかったような気がしました。